3月10日(木)、2021年度「まちカフェ!」学生おうえん隊のふりかえり会をオンラインで実施しました。「まちカフェ!」学生おうえん隊とは、NPOや地域活動を体験してみたい学生と、学生と一緒に活動してみたい「まちカフェ!」参加団体をマッチングする取り組みです。
4月から募集を開始し、8月から12月にかけて本格始動してきた学生おうえん隊。当日はこれまでともに活動をしてきた学生おうえん隊のメンバーと参加団体が集い、お互いの学びや感想をシェアする時間を持ちました。
素敵なコメントを沢山いただきましたので、以下に一部ご紹介します。
◆学生から団体へ
・最初は何をすれば良いか分からず受け身の姿勢で活動していましたが、活動を続ける中で自分は団体のために何ができるか考えて動くことができるようになりました。団体の方はいつでも温かく優しく迎え入れてくださったので、毎回お会いするのが楽しみでした。
・最初は不安で緊張していましたが、顔合わせの時に優しい方たちだなと安心したのを覚えています。活動の中で大学生活では体験できないことを多く学べました。ただ、団体さんが思っていた課題を解決するところまではできなかったと思うので、来年度も機会があればどんなことをやってみようか一緒に考えていきたいです。
・一緒に活動をする中で団体の皆さんのことが大好きになりました。大学の予定が立て込んでいても、団体の活動に行くとリラックスでき、根詰めていたものがスッと消えていくようでした。これからも活動をご一緒するので、きっと私にとってもこの団体が居場所になると思います。
◆団体から学生へ
・皆さんの言葉を聞いていてお別れがとっても寂しいです。学生さんは遠い所から来ていただき、また学校が忙しい中で、いろいろアドバイスをもらいながら動画作成にチャレンジできてました。後日(施設の)利用者さんとも振り返りをしましたが、利用者さんからも「もっとこうするとよかった」という意見を聞くことができ、利用者さんにとってもいい機会になったと思います。
・マッチング会の時は自分の団体を希望してくださるかな~と不安だったので、初めての顔合わせの時に学生おうえん隊のお二人にお会いできたのが本当に嬉しかったです。学生さんが今後の活動にも参加してくださることになり感激しています。おかげで今とても意欲に燃えています。
・学生さんを迎え入れるのは団体にとっても初めての経験で、世代が異なる方とのコミュニケーションはお互いに難しく感じていましたが、好きなお菓子で盛り上がったのをきっかけに距離がグッと縮まり意見を言っていただくことが増えました。本番では、参加者が少なく団体のメンバーからは今回は中止にしようかという案も出ましたが、学生さんが「やってみることに意味があるんですよ!」と喝を入れてくださりはっとしました。最近は個人的に連絡をいただき、団体での活動を就職活動に活かしてくださっているようで嬉しく思っています。
この日で一旦活動に区切りがつくため、卒業式のように参加者の皆さん感動して涙する場面もありました。また、来年度も同じ団体で活動したいという学生さんや、また来年も学生おうえん隊を受け入れたいなどの声も多く、心温まる時間となりました。
来年度の「まちカフェ!」でも学生おうえん隊の取り組みを実施していく予定です。応募が始まりましたら当サイトやSNSでもご案内いたしますので、ぜひご覧いただければと思います。